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2020.04.15 学会・学術

特集 労働生産性の向上に寄与する健康増進手法の開発

産業精神保健 2020 Vol.28 No.1より
企業内で労働生産性の向上に取り組む際、社員の健康度合いも同時に向上できる施策があれば、会社としても個人としてもより有用なのではないでしょうか。
そのような背景のもと、慶應義塾大学の島津明人教授らのグループがまとめた報告書が産業精神保健2月号に特集として掲載されました。(有料1500円)この特集では、
・労働生産性の心理社会的・経営学的指標の検討
・労働生産性に関わる生理学的指標の検討
・働き方、健康、生産性との検討(労働生産性の経済学的指標の検討)
・生産性向上と健康増進の両立を可能にするガイドラインの作成
・メンタルヘルス向上手法の開発
 ・職場環境へのポジティブアプローチ
 ・CREWプログラム
 ・ジョブ・クラフティング介入プログラム
 ・職場における対人的援助向上プログラム政策
・腰痛の予防手法のマニュアル
などが紹介されています。健康増進に関わる方々には必見です。なお本特集に関し、パートナー医師が共著者として関与しています。